Canon EOS R3を約1年使ってみてのレビューを書いてみたいと思います。色々感じたことがあります

カメラ機材

最新のテクノロジーを体感できます

昨年10月から使っているEOS R3ですが、使っていけば行くほどにこのカメラ凄いなと思わせてくれます

もちろん一眼レフを使っていた時と作法や何もかも違うので難しくて最初はなかなか馴染むことができませんでした

しかししばらく使ってみるととてもよく感じてきて、もう今では一眼レフに戻れない体に

フラッグシップである1DX系を使ってきて、はっきりいって1DX系に及ばない部分もあります

ただし総合力でR3の方が高くR3に適した使い方を模索していくうちにあまり気にならなくなってきました

改めて使ってみて気づいたことがありますので、書いていきます

まずは良いところから

まずは使ってみて改めて良いところから書いていきたいと思います

1.露出結果が反映される

ミラーレスなら至極当然のことだと思いますが、一眼レフを使っていた時には全く考えられないこと

自分が一番そのことを実感できたのは夜の空港で、一眼レフのファインダーでは眼に見えるのと同じ明るさでしか見ることができません

そのため夜に飛行機を撮ろうとすると、周りの明るさによっては対象物が見えないため撮るのが困難です

しかしミラーレスでは露出補正が適用された状態でのファインダーのため、暗いところでも明るく見ることができる

まさに一眼レフでは考えられない機能でとても素晴らしい

2.暗闇の中でもAFが効く

1DX MarkⅡの測距輝度範囲は-3〜18とこれでも広いと感じていたが、R3の測距輝度範囲がEV-7.5~20とかなり幅広い

ただ注釈でF1.2レンズ使用時とあって、1DXはF2.8のレンズを使ってなので、第三元レンズを使う限りはもしかしたら変わらないのかなとは思う

ただし暗いところでもAFが効くのはもちろんですが、ファインダーを通して露出補正後の明るさで見ることができる

そのためどこにAFが合っているかも一目瞭然な上に、しっかりピントが合っているかも確認できる

歩留まりが高くなるので結果として一眼レフよりも良いと思えてしまいます

3.視線入力AFが面白い

R3には視線入力というとても便利な機能が付いています

動かないものについては使わなくても問題ありませんが、動きものを撮る時には重宝します

先日行ったSUPER GTでも被写体認識を使っていましたが、マシンが入り乱れている時に視線入力を使うと自分の狙っているマシンに合わせやすくなります

ただししっかりと自分の目に合うようにキャリブレーションをしておかないとフルに発揮できません

1回より2回、3回ほどやった方が精度が上がりますので必ず複数回は行うようにしてください

キヤノン:製品マニュアル|EOS R3|視線入力を使う

スピードが速いSUPER GTや動きが不規則な鳥を撮っているとファインダーを凝視しますが、眼精疲労が溜まりやすくなります

光学ファインダーより目に負担がかかるEVFは、適度にファインダーから目を離して休憩を取るようにしてください

4.1/64000秒のシャッタースピードは未知の領域だ

1DX markⅡのシャッタースピードの最高速は1/8000で、これでもはっきりいって早いし十分だ

しかしR3の電子シャッターは1/64000秒とこれまでみたことがない数字である

開放F値が低い単焦点を日中で使ってもNDフィルターを使うことなく開放で使うことができる

これはメカの構造上の問題でスピードの上限は機材の耐久性によるが、電子シャッターはメカシャッターと違いメカニカル部分の負担がない

メカシャッターでは物理上の限界であったシャッタースピードを跳ね上げることができて、メカニカルにも優しい

シャッタースピードが早くなったことで今までに撮ることができない写真にも挑戦できます

ただし暗いレンズではISOがその分跳ね上がってしまうため、明るいレンズを使うことが求められます

5.メディアがCF Express TypeB

メディアがCF Express TypeBとSDカードのダブルスロットになります

普段あまり連写をしないのであればSDカードでも問題ありません

しかしモータースポーツなどで連写が必要な場面も少なからずありますが、その際に残念ながらSDでは付いてくることができません

そこでCF Express Type Bの出番で、RAW+jpgでも全く詰まることがありません

しかもSONY以外のメーカーでも採用がされてきているため他のメーカーのカメラも選びやすいです

CF Express Type Bを使ってしまうともうSDカードに戻ることはできないくらいいいです

欠点としては値段が高いのと、発熱しやすいため結構熱を持ちますので撮影直後に取り出す時に火傷しないよう注意してください

ちなみに自分はとても高いので複数枚買えないですが、撮った後でSDカードにカメラ内でコピーしてCF Express TypeBをフォーマットして使います

こうすることでこれまで持っていたSDカードも有効活用できますし、何枚も買わずにすみます

ただしCF Express Type Bが満杯になるとSDカードに切り替わりますが、その際に書き込み速度も落ちるため撮影復帰に時間がかかります

最低でも2、3枚は持っておいた方が撮影中にストレスを溜めずに済みますしシャッターチャンスを逃しません

6.AF範囲が広く被写体認識が素晴らしい

被写体認識がとても精度高く素晴らしいです

人や瞳、乗り物、動物優先があり、きちんと認識をしてくれるため人がAFポイントを合わせることなくカメラ任せにできます

しかも画面の端から端までAFポイントがあることから、一眼レフと違って端に被写体を置くことができますし、構図にのみ集中することができます

気を遣うことが一つ減るだけでもその分のリソースを他に割くことができますので、さらに自分の納得いく写真を撮りやすくなります

7.流し撮りアシストが素晴らしい

流し撮りアシストが入って流し撮りがとても行いやすくなりましたが、使う際にはカメラ設定は以下になります

・電子シャッターのみ

・TvモードかMモードでの使用

・連続撮影速度が7.5コマ/秒

・1秒以上のスローシャッターでは使えない

・フリッカー撮影やHDR撮影、多重露光撮影ができない

RFマウントのレンズしか使うことができないが、流し撮りの歩留まりが高くなるため上手くなったと勘違いしてしまいます(笑)

もちろん遅いシャッタースピードでは成功率は下がるし、上手くいくシチュエーションとそうでないシチュエーションもあります

時と場合によって使い分けていくことが求められます

ここは改善して欲しいなというところ

ただし完璧なカメラはこの世になく、改善して欲しいところもいくつかあります

1.バッテリーが意外と持たない

ちなみに普通の使い方なら問題なく1日持ちます

しかしモータースポーツを撮っていて、ファインダーをなめらかにしたり高速連写しているとバッテリーは一気に減ります

先日行ったスーパーフォーミュラでも午前中のテストで半分ほどバッテリーが減り、替えのバッテリーに交換をしました

一眼レフの時にはここまでハードに使っても1本あれば1日持ったのですがR3では持ちません

これはミラーレス特有なのでしょうが、1DXから比べると圧倒的にもたないのは少し残念になります

もし1日撮影することがある場合には替えのバッテリーを用意しておくのを忘れないようにしてください

2.本体が熱くなり低温やけどしてしまう

ミラーレスはレフ機に比べて本体が発熱します

しかも気温が高くなる夏になるとその影響は顕著になり、本体も太陽の熱が相まってかなり熱くなります

ずっと手に持っていると低温火傷してしまいますし、さらにカメラも熱の影響からか動きが遅くなったりしてパフォーマンスが低下します

もちろん最近の夏の気温は異常でそこまで想定されていないでしょうが、それでも1DXでは本体が熱くなったりそれによるパフォーマンス低下は自分が思い出す限りなかったです

自分はあまりにも熱すぎるため、そのためにレフ機に戻そうか考えましたが今更戻れないなという気持ちもあります

噂ではNIKONのZ9はそこまで発熱しないということを聞きましたので、一度使ってみたいなと

来年どこかで180-600mmと一緒にテストしてみようと思います

最後に

R3を1年使ってみて感じたことをしっかり書いてみました

どのようなカメラも良い部分もあれば、まだまだな部分もある

それを受け入れてどのように使っていくのかがカメラマンに求められるが、あれこれ試行錯誤している時間はとても楽しい

これからF1に行くので、そこでもどのような感じなのか使ってみてまた書いていきます

コメント

タイトルとURLをコピーしました